キッチンは日本でいう台所のことです。 厨房、調理場、勝手場、勝手などともいわれ、調理を行う場所として表しています。 キッチンは、流し台、加熱調理器、換気設備、作業台、収納庫と作業空間から構成されています。 台所やキッチン、勝手場という呼び方は、主に一般住宅の調理設備を指しています。 厨房や調理場という呼び方は、飲食店などの大規模な業務用の調理設備を指すことが多いと思います。 飲食店などの営業目的である業務用のキッチンは、作業人数に合わせた広さや設備の設定が必要です。 設計には「厨房設備施工技能」という資格が必要で、設備関係の幅広い専門知識が求められます。 衛生上では、保健所からの指導がでます。 二槽式のシンクや手洗い器、消毒薬の設置を指導されたり、定期的な検査が必要とされるのです。 作る場であるキッチンは、食べる場である食堂との関係が非常に重要になってきます。 独立性を持たせた、独立型キッチン、食事室方向に向いている対面式キッチン等、タイプは様々です。 キッチンはは昔、北側に配置される傾向があったようです。 北側に配置する理由としては、冷蔵庫などの保存技術が発達していなかったためだと思います。 北側に配置し、日光による食物の腐敗を防ぐ目的があったといえます。 保存技術が発達した時代になっても伝統的に受け継がれている事が多いようです。 近年は生活様式の変化により、居間、食事室と一体化した台所が南側への配置も見受けられます。 台所での作業は母娘、嫁姑が共同で使用する機会が多いと思います。 キッチンはコミュニケーションの場や知恵の伝達場所としても機能しているようです。 近年、核家族化と子の台所離れによって、母娘・嫁姑が共同で使用する傾向は少なくなりましたね。 キッチンは共同で作業することで、調理の過程や刃物や火の危険を知ることのできる大切な場所といえます。